発変電所に設置され、電力系統にて短絡・地絡事故などが発生した際に、事故箇所の切り離しと局限化(拡大防止)を行い電力系統を保護する装置です。
リレーユニットに高性能CPUを採用し、省スペース (従来比1/3)
新設設置や既設更新スペースの確保が容易で大幅な工程短縮や効率改善に寄与
ブラウザ閲覧により、リレー情報を遠隔から確認可能
広範囲の常時監視・自動点検により故障の早期発見
低消費電力化(従来比1/2以下)
66kV消孤リアクトル系統(PC+NGR)および抵抗接地系統(NGR)で、その基本となる系統条件は以下の通り
基本波成分(50Hz)
最大故障電流で31kA
地絡故障電流
NGR定格100~1500A
区分 | 方式 | 備考 |
---|---|---|
短絡主保護 | 短絡回線選択リレー方式 | |
地絡主保護 | 地絡回線選択リレー方式 | 67Σによる零相循環電流対策付 |
区分 | 方式 | 備考 |
---|---|---|
短絡後備保護 | 短絡距離リレー方式 | 第1段~第4段 51Zによる再送電対策付 |
地絡後備保護 | 地絡方向リレー方式 地絡過電圧リレー方式 |
64Vによる再送電対策付 |
全停遮断 | 不足電圧リレー方式 |
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