水力発電所設備の保守点検業務の省力化を図る事を目的とした装置です。
水車発電機・補機などの運転・停止中の状態をリアルタイムに収集し、収集したデータの表示や長期保存が可能であり、
各発電所で収集したデータは、IP網により迅速に親局装置に送信され、リアルタイムな遠隔監視が可能です。
また、web機能を持っており、イントラネット内であれば、各発電所の情報をブラウザにて監視可能です。
大量のデータ処理機能
1発電所あたり、計測データ800量、演算データ100項目、状態データ1024点を収集可能。
収集したデータは設備現存期間(例:30年間程度)保存可能。(正分データならびに動作・故障履歴データ)
詳細なデータ解析機能
故障発生時やセンサーの上下限値逸脱時等は、発生時を境に前後60分間の1秒データを
収集・保存・グラフ表示可能であり、故障発生に至るまでの詳細なデータ解析が可能。
多箇所監視機能
親局装置は、最大30発電所まで接続可能であり、1発電所あたり最大5台までの水力発電設備を監視可能。
豊富な表示画面
計測データ一覧、トレンドグラフ、故障表示一覧、故障・動作履歴、日報・月報などの帳票を表示可能。
計測データ表示・トレンドグラフに表示するデータの組合せは任意に行うことができ、
それぞれページ切替えにより100種類まで登録可能。
任意な演算が可能
演算子と関数を任意に組合せすることにより、様々な演算式を自由に作成する事が可能。
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