ダムからの放流や水力発電所で発電を開始したとき、放流口から下流の水量は増加します。 放流警報装置は、放流地点より下流にいる人に放送やサイレンなどで放流を知らせて危険を防止するものです。 スピーカーには音が出たかどうかを検知する機能があり、実際に放送されたことを確認します。
伝送路は無線、有線に対応
電源を引けない場所では太陽電池が利用可能
スピーカーの他に、サイレンや各種の電光表示に対応
タッチパネル採用により操作性・省スペース化を実現
集中アンプ方式により、アンプを自由に配置可能
局数は自由に設定可能
水の到達時間に合わせた警報など多様な警報制御方式
放流設備のあるダムや発電所など
伝送回線仕様 | 無線回線又は有線回線 |
通信方式仕様 | 半二重通信方式 |
伝送方式仕様(例) |
変調方式 FSK 符号形式 NRZ 符号検定 CRC、アドレス、連送照合 |
警報制御方式 |
順次制御(追いかけ制御可能) 一斉制御 個別制御 緊急制御(遠隔からの各種制御可能) |
故障検出機能 |
各警報局、中継局の故障状態を検出する自動ポーリング機能 (故障検出の場合、ランプ・ブザーで警報出力および画面表示、プリンター印字) |
点検機能 |
自動点検(定時刻一斉) 手動点検(一斉または個別) |
警報動作の種類 |
スピーカー放送(音声合成またはマイク) サイレン吹鳴 電光盤表示 |
時刻機能 | 内蔵システム時計による時間管理 |
印字機能 | 操作記録、警報記録、運転情報記録 |
通話機能 | 監視制御局と各警報局間でマイクによる通話が可能 |
オプション機能 | 定期時間間隔で水位の自動・手動観測機能、シミュレーション機能 |
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